客先要求により、ASIC/SoCのプロトタイピング開発向けに、Xilinx社製の大規模FPGAを搭載した評価ボードを回路設計から製造指示まで一貫して開発しました。
FPGAは、Virtex UltraScale(XCVU440-1FLGA2892C)を搭載し、大型の多層基板(20層 285mm×180mm)を採用して、約1400本のIOをフルに使い、PCIe, DDR4, QSPI, NOR-Flashや他多数の周辺回路を実装しました。
また、FPGA内蔵のMicroBlazeプロセッサを使ってFPGAの論理設計を行い、エンベデッドシステムとして、活用できる環境を整えました。
主な要素技術
- ・FPGAデバイス - Virtex UltraScale XCVU440-1FLGA2892C
- ・全IO 1404ピン中、1350ピンを使用
- ・大型多層基板 20層FR-4, 285mm×180mm
- ・PCIe Gen3×4Lane, ADC 8ch, DAC 8ch, USB-UART 2ch、各種デジタルIO多数
- ・DDR4 8Gbit×4, eMMC 64Gbit, NOR-Flash 128Mbit, EEPROM 128Kbit
- ・PCIe, USB, SATA各種ドライバ・評価アプリケーション搭載